ある環境の変化とともに、
役割の分布が変わっていく様子が見られる。
実行に関わる作業は、
以前より軽くなっている。
書くこと、
まとめること、
処理すること。
これらは、
特定の能力に依存しなくなっている。
その変化の中で、
動き方の違いが現れる。
指示を待つ配置と、
位置を先に置く配置。
同じ道具を使っていても、
立っている場所が異なる。
ある配置では、
目的や正解が先に必要になる。
何をするかが決まらないと、
動きが始まらない。
外部の条件が変わると、
判断も揺れる。
別の配置では、
先に観測点が置かれている。
何を残すか、
どこから見るか。
実行は、
人でも別の手段でも行われる。
実行の主体が変わっても、
位置は変わらない。
反応や評価は、
直接の判断材料にならない。
観測は、
同じ場所から積み重なっていく。
数値や拡散の大小は、
配置の結果として現れる。
それ自体が、
位置を決めている様子は見られない。
環境の変化が進むにつれ、
判断の起点が外にある配置では、
不安定さが増す。
一方で、
位置が先に定まっている配置は、
動き方が変わりにくい。
この違いは、
能力や理解の差として
現れているわけではない。
判断が、
どこに置かれているか。
その差だけが、
後から確認できる。

