昨日まで当たり前のように使えていたSNSの機能が、ある日突然使えなくなったことはありませんか?
ルールが変わったり、サービスが終了すると、積み重ねてきた大切なデータやつながりが一瞬で消えてしまうかもしれません。
そんな不安を解決する仕組みが、Web5の中にある「DID」と「SSI」です。
この記事では初心者でもわかるように、その基本をやさしく解説します。
なぜ今「DID」と「SSI」が必要なのか
これまで私たちのIDや個人情報は、SNSや大きな会社に預けられてきました。
だからサービスのルールが変われば、使えなくなったり、アカウントが消えたりすることもあります。
私自身も、awabotaでInstagramを使っていて、以前はライブ配信ができていました。
リアルで見るのを楽しみにしてくれている人もいたのに、突然「フォロワーが1,000人以上いないとライブできない」というルールに変わったのです。
これまで普通にできていたことが、一瞬でできなくなるのは本当に驚きでした。
この体験から「サービスに依存する危うさ」を強く感じました。
「自分の大事なものを、他人に握られている状態」――これが今までの仕組みです。
この不安を解決するのが「DID」と「SSI」です。
DIDとは?自分のIDを自分で持つ仕組み
DIDは「分散型ID」のことです。
簡単に言えば、自分のIDを自分で持つ仕組みです。
今までのIDは、FacebookやGoogleなどの会社が管理していました。
でもDIDでは、IDの“鍵”を自分が持ちます。
だから、サービスが変わっても、自分のIDはなくなりません。
SSIとは?必要な情報だけを見せる新しい証明
SSIは「自己主権型アイデンティティ」のことです。
これは、自分の証明を自分でコントロールできる仕組みです。
たとえばお酒を買うとき、必要なのは「20歳以上かどうか」だけですよね。
でも免許証を出すと、名前も住所も誕生日も、必要ない情報まで見せることになります。
SSIなら「20歳以上」という必要な情報だけを相手に渡すことができます。
どんなメリットがあるのか
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安心:必要な情報だけを見せられるので、プライバシーを守れる
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便利:同じIDでいろんなサービスに使える
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自由:サービスや会社に依存せず、自分のデータを自分で持てる
つまり、これまでより安心・便利・自由にインターネットを使えるようになります。
よくある誤解と不安への答え
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「ブロックチェーンに全部のデータが残るの?」 → いいえ。残るのは最小限の情報だけです。
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「鍵をなくしたらどうするの?」 → 復元する仕組み(ソーシャルリカバリなど)が用意されています。
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「難しすぎて自分には無理じゃない?」 → 難しい理屈を全部理解する必要はありません。「仕組みがある」と知っていることが大切です。
初心者がまずできること
いきなり完璧に理解する必要はありません。
まずは小さな一歩から始めてみましょう。
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自分が持っている証明(資格、年齢、所属など)を整理してみる
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DIDやVC(証明書)を扱えるウォレットを少し触ってみる
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「必要な情報だけを見せる」ってどういうことかを、日常の場面で考えてみる
こうした小さな行動が、未来の大きな変化につながります。
まとめ
DIDとSSIは、「自分のIDと証明を自分で持つ」ための仕組みです。
これまで他人に預けっぱなしだった大切なものを、自分の手に取り戻すことができます。
安心・便利・自由。
Web5の仕組みを少しずつ理解して使っていくことで、未来のインターネットはもっと安全で面白いものになるでしょう。

